赤ちゃんの頭のゆがみと矯正ヘルメット

アメリカ生活
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アメリカに来てから、ヘルメットをしている赤ちゃんをたまに見かけることがありました。このヘルメットは、頭の形を整える「頭蓋形状矯正ヘルメット」というもので、なぜ私が気になったかといいますと、娘が生後3ヶ月の時に、娘の頭のゆがみが気になって、色々と検索したり、かかりつけ医に相談したりしていたからです。でも結局、頭の形外来には行きませんでした。

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日本は遅れている!?

専門の病院で診てもらいたいと思いながらも行かなかった理由は、まず出産前に区役所での母親学級を受けるのですが、その時の保健師さんの話で「最近のお母さんは、赤ちゃんの頭の形を気にする人が多い。頭の形は遺伝であったり、成長と共に変わってきますのであまり気にしないように。」という話がありました。出産してから区役所で行われる健診で相談しても、同じことを言われました。かかりつけの小児科でも、行くたびに相談してみましたが、あまり相手にしてもらえず、「国立成育医療センターの頭の形外来というところがあるけど、ヘルメットをつけるならかなり高額になるわよ!」と言われました。私も色々と検索していたので、費用は自費になることは知っていました。このように、相談しても「気にしすぎ」というような扱いをされていたので、気にはなりながらも専門の病院までは足を運びませんでした。そして、ネットで検索していた時に、アメリカの頭蓋形状矯正ヘルメットに関する記事がヒットしていたので、アメリカでは、赤ちゃんの頭のかたちに関して、意識が高いんだなぁと思っていました。

アメリカでは保険が効く!?

主人の仕事の関係で、2年ほどカリフォルニアに住んでいた時のこと。娘のプリスクールの送迎をしていた時に、日本人のお母さんとお話をする機会がありました。1歳ぐらいの子も連れていて、その子が矯正ヘルメットをしていたんです。日本語で聞ける!と思い、そのお母さんに食いついて質問してしまいました。(笑)

その方の話では、アメリカでは保険が効いて、自己負担額は、年間2千円ぐらいとのことでした。驚きです!! ですが、アメリカの保険制度は複雑で、個人的に自分で保険を選んで加入するので、高額な保険に入っていれば、カバーされる範囲も広いといった感じです。余談ですが、歯の矯正も保険によってかもしれませんが、アメリカで保険が効くらしく、アメリカにいる間に歯の矯正をしていた方もいらっしゃいました。

頭の形がきになりだした理由

私が、生後間もない娘の頭の形を気になりだしたのは、妊婦の方にお馴染みのトコちゃんベルトを販売している青葉という会社の冊子に「赤ちゃんの頭のゆがみに気をつけて!」という内容の記事が載っており、妊婦の時に見ていたからです。その記事によると、2足歩行である人間の重い頭に歪みがあると、重心の位置がずれて身体のバランスも崩れ、肩こり、頭痛、腰痛の原因になるというもの。そのような話は聞いたことがなかったのでちょっと衝撃でした。自分自身の頭の形も良くないですし、肩こりや軽度の側弯症もそのせいだったりして!?とちょっと思ってしまいました。

現在は・・・

娘は現在6歳で、私が娘の頭の歪みを気にしていたのは6年ぐらい前のこと。今、ネットなどで検索してみると、赤ちゃんの頭の形外来のある病院がいくつかヒットし、治療のことも詳しく載っています。赤ちゃんの頭の歪みを測定するアプリもあったりして驚きました。現在の娘の頭の形はというと、絶壁は気にならないぐらいになっていますが、鬼太郎の子なき爺のように左右がぼこっとしているんですよね。義父の頭の形と同じです。(笑) やっぱり遺伝でしょうか。しかし、今のように日本でもたくさんの情報があって、受診しやすくなっているのであれば相談して専門家からアドバイスを頂きたかったです。

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